健在ですフィルム現像機 オーバーホールをしました。

銀塩写真は化学反応で形成されます。機械よりも薬液の管理が重要です。

使う人の少なくなったフィルム。それでも現像機、現像液を使い続けられるようにオーバーホールと薬品の変更をしました。まだまだフィルムの能力は捨てた物ではありません。

コントロールストリップを使って現像液の状態を管理します。昔は、一日に何回も処理、測定をしながらphコンロールなどで調子を管理しました。店頭で手軽に現像が出来る様になったのは、機械が進歩して安くもなった事もありますが、現像液の安定性が飛躍的に高まり、尚かつ流水による水洗をしなくても良くなったからです。毎週が望ましいと言われていますが、当店では月に2回、コントロールストリップを処理をし、測定は、メンテナンス指定事業者に依頼をしています。結果が非常に安定している事でかってプロ向け現像所で測定をしていた頃を思い出すと写真の進歩に驚嘆する思いです。勿論薬品だけでなく、カラーフィルム、カラーペーパーの性能も昔では信じられない位安定している製造技術の進歩は、関係者以外では、評価し難い大きな技術です。デジカメは、100年以上に渡って積み重ねて来た化学的、物理的進歩をあっという間に陳腐化させてしまったのでしょうか?

カラーフィルムの適応力

ご存知ですか? ネガカラーフィルムは、プリントで生きます。 

(デジカメは、適正露光が鉄則。撮影ミスは余り直せません)

写し方でフィルム上は、こんなに差が出ます。(レンズ付きフィルム等で顕著) 戻る

良い写真をプリントするために機械は進化し、使い方で期待以上の効果を出せる様になりました。

機器を使いこなせるお店を選んで下さい。もっと良いプリントが可能かも知れません。 TOPへ