地デジ対応のアンテナ工事例

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過去に増設工事をした場合など、注意が必要です。アンテナの同軸ケーブルをつなぐには、専用の部品を使います。捩ってテープでくるむ様な接続をするとデジタル放送の電波が消えてしまいます。最近工事をしたお客様の内3件で接続不良を見かけました。原因不明で、BSが映るのに地デジが映らないと言うケースもありました。アンテナ工事は、電波の分かるお店に相談をして下さい。

大網白里町みやこ野は、従来のアナログ放送の他に地デジが配信されています。屋内入り口での強さは55db以上、C/N比も30dB以上です。千葉テレビが、少し低い様です。アナログ放送では、ブースター無しでも問題にならないのでしょうがデジタル放送は、屋内で分配した先の末端では、35db,C/N比も20db程度に落ちてしまう様です。通常ブースターを使っている時には、相当引き回しをしても低下しないのですが、共同アンテナの場合は、屋内の入り口でブースターを使わないと映らない事になりそうです。今回は、BSデジタル配信の予定が無いのでブースターの設置とBSアンテナを取付けました。

大網白里町金谷、宮の下地区で地デジ用のアンテナを増設しました。DXアンテナの17素子高感度型を使ってかろうじて受信できるレベル。元々設置していた3.6mに1.8mを追加して載せたのでまっすぐに支柱を立てるのが困難でした。夕方時間切れで再度調整の仕直しです。レベルメーターで見ると従来のアンテナの方向が違っている様なので地図で確認すると確かにレベルメーターで見つける方向が正しい事が判りました。山が無ければ小型アンテナでも十分に見られるのにこの先まだ苦労しそうです。

(デジタルテレビは、初期設定が必要です。アンテナを接続して電源を入れるだけでは、映りません。新規購入の場合でもデジタル放送の設定をしないため、デジタル放送が見られない場合も有ります。放送サービス開始前からデジタルテレビやデジタル放送対応録画機を使っている方で、東金から電波が出たのに映らないと言う方も有ります。初期設定でデジタル放送の設定をしないと電波が届いても映りません

50cmでも大きな影響があります。前島地区は、東京方向に山を抱えていますから当然東金局を受信するようにします。しかし、場所に寄っては、東金局(小沼田の工業団地内)方向も小山になっています。手持のアンテナでチェックをしてから設置したのに高い周波数域が急速にレベル低下を起こしたケースでは、原因不明の為、改めてアンテナを動かしながらレベルを測定すると、僅か50cm南にずらせば良い事が判りました。さらに今後、局方向にある庭のコブシの木や、その先にあるお宮の木々がより大きくなると受信に影響する可能性が考えられます。今回の教訓は、受信状況の良くない場所では、設置前のレベル測定も位置を十分に吟味しないとダメな事を改めて知らされました。

大網白里町、みずほ台の共同アンテナの電源が20年6月末で落とされるからとデジタルアンテナの新設工事を請けました。位置的に東金局が一寸駒込の山にかかるのですがメンテナンスや見かけを考え2階屋根の切妻面にサイドベースを取付け小型高性能5素子UHFアンテナとBSアンテナを着けてすっきりさせました。地デジのレベルは、ブースター入力で38db、C/N比24dbですから一寸不足の感じはしますが、部屋のテレビに接続されている端末で問題がありませんでした。居間のテレビでレベル不足になりましたが、原因は、壁の端子からテレビまで8m程引き回しているケーブルと端末プラグが古いままで能力不足のため交換して問題が解決しました。このお宅では、共同アンテナ用に屋根裏にブースターが入っていましたが、屋内引き込み位置とブースターの入力にレベル調整用のアッテネーターが挿入されていたので取り外し、新設のアンテナ信号と混合しました。従来の共同アンテナ用に挿入していたブースターを取り外しても問題なくアナログ放送も見られたので簡単に済みました。6月までに使っているテレビは、全てデジタル対応にするそうです。どのようにするかは、今暫く思案中との事です。

ブースターの使い方。自分でアンテナ工事をする方もおります。アナログ放送と違う点をメモします。ブースターの入力で40db以上、C/N比20db以上が基本です。C/N比が映るかどうかの基になりこの値は、ブースターで増幅出来ません。つまりブースターの挿入でレベルが上がってもC/N比は変りませんが、逆に分配や伝送損失でもC/N比はあまり変わりません。テレビの入り口で40db, C/N比が20db以上有れば問題なく映るはずです。結局ブースターの目的は、伝送や分配で損失するレベルの補償です。ですから出来るだけアンテナ直後にブースターを入れます。例えば、C/N比が20db程度、レベルが35dbと実用限界の場合、ブースターで最大限の増幅をするとレベルは上がるがノイズも増えて結果的にC/N比が低下して映らない事が起こり得ます。同様に屋内配線でレベルが低下し過ぎた後にブースターを入れても効果が出ません。こうした限界に近い状況では、C/N比が低下しない範囲で増幅度を調整しなければならない為、測定器が必要です。又、山の上にアンテナを設置するような長い距離を配線しなければならない場合、アンテナ直下にブースターを入れてもさらに屋内に引き込んでからブースターを追加するケースが出てきます。ここでも予想に反して減衰が少ないのにブースターを追加する事で波形の歪みを生みレベルが上がってもC/N比が劣化してしまう事が起きます。つまりテレビが映るならばやたらにブースターを入れない方が無難です。結論として、状況が悪い場所では、設置位置と各種高感度アンテナを選択してレベルとC/N比を確保する事が第一でブースターにお金を掛けても効果が望めないし、映る範囲内ならばやたらにブースターを使わない事が良いと思います。その為にも測定器で状況を判断する事が良いのですが、どちらかと言うと過剰性能のアンテナを取付けているケースを多々見ます。映れば、小型アンテナでも同じはずです。出来るだけ単純にする事がアンテナ回線の性能維持になると思います。

共同アンテナの問題。多くの団地等でアナログBS放送も含めた共同アンテナによるテレビの配信が行われてきました。テレビを送る信号は、使う周波数帯によって VHF, UHF, BS, CS と言われ、ここには放送の中身以外の特性も示しています。電波は、空気中でも距離による減衰が有りますが、電線の中でも別の形での減衰が有ります。一番減衰の少ないのが VHF ですから共同アンテナでは主にVHFが使われています。地デジの UHF をそのまま現行のケーブルに乗せてもVHFより周波数が高いため、送る距離が長くなると減衰が大きくなり末端まで十分に届かなくなる可能性も出ます。そして電波が弱くなるとデジタル放送の特性で全く映らなくなります(映りが悪いは有りません)。そのためブースターの増設とか、減衰の少ない高価なケーブルに張り替えとかを検討する事になります。基幹ラインが整備されてもさらに屋内でVHF専用のブースターを使っている場合(結構有ります)、せっかくの地デジのUHFをカットしてしまうので、ブースターの交換が必要です。アナログBSも2011年には、終了します。共同アンテナをデジタルBSに対応させるのは、もっと大変です。   その結果 共同アンテナを止めるケースが出てきています。各個人が地デジ用、BS用のアンテナを個々に立てるか、CATVの契約に変えるかの選択に迫られている様です。長い目で見れば、単独にアンテナを立てる方が安いのですが、インターネット環境を考えるとCATVが良いと思う場合も有ります。単独アンテナを立てる場合には、上記した様に既存の屋内アンテナ配線にブースターが使われているか?分配器に何がどのように使われているかが問題になります。30年程前の住宅でも5Cクラスの配線をしてあれば分配器の交換等で済む場合も有りました。ほぼ新築ですが、2X4の為か屋内のアンテナ配線が点検出来ず試行錯誤でブースターの電源を設置した事も有ります。

平野部は、羨ましい。上総一宮は、東金局からみて大網のおよそ3倍離れています。放射の計算では、電波の強さが10分の1位まで低下します。駅の近くですが目の前に遮蔽物がなければ、物置の屋根に1.8Mのポールを立て20素子のアンテナで必要なレベルが出ました。それでも屋内に引き込み分派するにはブースタが必要でした。デジタル放送の場合、限界レベルを越えていれば、弱くても強くても映り方に変わりは出ません。大型アンテナを使っても分波引き回しにブースタが必要になりますからレベルが得られれば必要以上に大きなアンテナを使わなくても済みます。過剰性能と思われる大型アンテナを高く上げているケースを見ますが、邪魔物さえなければ軒下程度の高さでも映ります。強風や将来のメンテナンスを考えて大き過ぎず、高過ぎずが理想です。

自分でアンテナを上げて上手く行かず相談に来た例です。 東電の送電線の影響から地区で共同アンテナを配信している場合も、地デジは対応しないため自分でUHFのアンテナを取付けて受信出来なかった方からの相談です。東金のアンテナ方向に小山が有ります。問題の第一は、東金という事から市役所方向に向けていました。発信位置は、九十九里町に近い小沼田工業団地の南端です。方向を変えても目前の小山の影響でレベルが低めです。屋内の引き込み位置で共同アンテナとU/V混合をしてありました。テレビの直前でUHFブースターを挿入してあったのですがブースターの入力でレベルが低下しており全く効果が出ず映りません。このブースターを軒下のU/V混合直前に入れると屋内の端末でテレビの入り口になる位置で45db以上、C/N比も30前後出て目出度く地デジが見られ様になりました。ブースターは、出来るだけアンテナ直下に入れるのが原則です。

大網白里町小中、小中公園の北側。ポールの高さ15m、UHF30素子高感度アンテナと高感度ブースターの組み合わせで映りました。東側の山が邪魔をしていますが、やや低くても受信可能です。谷間になる方は、山の上にアンテナとブースターを設置して長いケーブルを引く必要が出ます。家に取り込みの段階で再度ブースターの必要が出るかも知れません。この時、古いブースターは、諦めです。増幅しても波形が崩れてC/N比が低下して映りません。デジタル対応のブースターは、それなりの価値があります。

永田で東金方向に小山が有り一寸心配した場所。20素子のアンテナ出力でC/N比は30db近く出るのにレベルが35db程度。ブースターを入れ増幅度を最大に設定。悲しい事にテレビが映りません。ブースターの出口で2分配し、メーターで測定すると増幅度を少し下げた位置でC/N比がアンテナ直下と同じ位になりました。ブースターへの入力が弱いと増幅度最大でノイズも増え結果的にC/N比が低くなり映らなくなっていたのです。さらに屋内が古い3Cで配線されており交換が出来ないため屋内でもブースターを入れて損失をカバーするつもりでしたが、結果的に追加のブースターが波形を崩してBSまで映らない事になりました。他で検証した結果でも入り口で十分に増幅出来れば、8分配して20M以上引き回しても受信に問題は出ません。元が大事と言う例です。

南横川の東京からの電波で地デジを見ていたお宅では、高感度14素子を使っていましたが、東金からの地デジでは、5素子の簡易アンテナに交換してもアンテナ出力50db程度、勿論C/N比は30db出ました。軒下に設置仕直し見かけもすっきりしました。条件の良い所は、強電界用の簡易アンテナで十分です。

東京からの地デジと東金からのアナログUHFを混合して見ている場合に問題が出る可能性があります。民放と教育テレビがどちらからも同じ周波数で出てきます。単純に混合すると波形に歪みが生まれてレベルが有っても受信出来ない可能性が生まれます。東京からの地デジでなければ見られない放送は、放送大学とサービスエリア外になる東京MXです。どちらも不要であれば東金からのアンテナだけにすべきでしょう。電波の強度バランスが問題になりますので受信出来なくなった場合混合方法が難しくなります。現実に最近受信不良になったケースが生まれています。銚子からと東京からの電波強度が似ている為と思われます。

土気は、羨ましい。

テレビは買えないが、新築10年でアンテナが倒れてしまったお宅で将来を考え地デジの状況もチェックしました。14素子でもアンテナ直下で40dbを超えます。普通のブースターを使って6分配の後で60db以上になりC/N比も大網では見た事もない30db以上に成ります。勿論東京MXテレビもばっちり入ります。高台の非常に条件の良い所でしたが、窪地でもそれなりの対応をすれば大網より良く受信出来ると思われます。船橋からのアナログ千葉テレビをきれいに見ているお宅は、テレビを変えれば直ぐに地デジが見られるでしょう。

みずほ台内の独立アンテナで地デジが十分映ります。

古くからのお客様がデジタル放送を見たいとの事で、アンテナ工事をしました。20素子のUHFアンテナを東京に向けると40dbを少し下回るレベルで受信出来ました。5年前に新しいブースターを付けていたのですがレベルが上がってもC/N比が悪くなってしまうので高感度型のブースターに交換しました勿論従来型のテレビもあるため、東金に向けたUHFアンテナとU/U混合をして4カ所全てで地デジ、BSデジタル、アナログが見られる様になりました。今回も ポイントは、高感度ブースターとC/N比

みずほ台内住宅でブースター交換。

みずほ台他大規模開発団地では、テレビの共同受信システムを構築して、VHFにアナログBS、県域放送を変換して組み込み通常のテレビで多くの放送を楽しめる様にしましたが、時代が変わり不都合が出て来ています。

設立当時は、VHFのみの配信でしたので屋内の分配をするにもVHFのみのブースターを使って対応しています。地デジは、UHFです。このため、地デジの配信を始めたのですが、屋内のブースターがVHF専用の家庭では、UHF対応のブースターに交換しないとせっかく地デジ対応の新しいテレビに交換してもレベル不足で映らない事になってしまいます。

今後のBS/CSデジタル放送も考慮に入れるとブースターは、全放送波に対応する物に交換する事が望ましいと思います。

ブースターの使い方は、注意が必要です。全電波対応のブースターに交換して将来のBSデジタルのも対応出来る様にしたのですが、地デジの入力が高いため増幅し過ぎると質が落ちて映りません。今回の場合、入力に70dbあったので -10dbのアッテネーターを入れメーターでC/N比を見ながら増幅率を調整しました。結果的に最大に増幅するとC/N比が悪くなりました。ここが地デジの問題です。

現在のブースタが屋内のどこに有るかで工事費が変わります。今回は、点検穴のすぐ上に有ったため部品代プラス少しの工事費で済みました。