地デジ対応のアンテナ工事例
東京スカイツリーからの試験電波が時間限定で出ました。東金局からの受信が難しく東京タワーの電波を受けているお宅では、多少の改善が見られそうです。
難視聴地区は、国の対策でBSを使った地上デジタル放送が受信できます。でも、データ放送がなかったり画質がハイビジョンでなかったり、一家に3台までと言う制約があったり。近くで地デジを見てる家も有るとなれば何とか見られないかと言う気持ちも判ります。長柄町は、結構谷が有り小規模なギャップピラーを細かく配置するより仕方がないのかとも思いますが、屋根の改修に合わせて予備調査をすると長南局の受信で映りそうでした。実際の設置では27素子を手に持って屋根の上を行ったり来たり全てのチャンネルで規定レベルを超えるか?高ければ良いのか?低い方がいいのか?立てる場所決めるのに小一時間かかってしまいました。それでも全てのCHでC/N比が20を越えたので一寸安心しました。
設置後3年も経つのに、時々地デジが映らなくなると言うクレームが発生。えてしてこういう場合は、調べに行くと何処にも問題が見つからず、大抵は正常です。考えられる屋外の古いケーブルを張り替えたり、分波器をチェックしたりしたのですが、3度目は、ブースターを交換しました。その後問題がないので運がこれは悪いとしか考えられません。世の中には20年以上前のブースターで見ている人も居るのですから。今時、AC30V電源のブースターなんて BSアンテナを追加するのに捨てた混合器を探して往生しました。
世の中、結構我慢の良い人が居るのですね。アナログが停止して約半年。地デジの4と6チャンネルが全く映らなかった方からアンテナの相談を受けました。場所を聞いて一寸考えましたが予備測定をして何とかなるだろうと引き受けました。平らな屋根なら設置場所を調整できるのですが、屋根の上で行ったり来たりして一番良さそうな所で我慢です。屋根の峰よりも1m程はなれた方が電波状態が良いのですが、簡単にはアンテナが立てられません。25年1月1日より発射されるスカイツリーの電波がどうなるのか?悪くならない事を願うばかり。その前に夏になって木々の茂りで電波が悪くならない事を願っています。ーーーーー追伸。結局5月になって6CHが映らなくなったので再度アンテナを立てる位置を探して結局東金局の受信に変えました。高いよりは、低い方がレベルが良くなるという正にUHFの特性がはっきり出ました。
デジタルテレビは、BSが見られます。と宣伝してくれるのは良いのですが、古い住宅では、屋内配線に3Cが使われている場合も有り、せっかくBSを混合しても部屋まで届かず、結局壁に穴をあけて外から新しいケーブルを引き直す事に成ります。BSと地デジの分波器がテレビ毎に必要でテレビが多いと馬鹿にならない金額に成りとてもサービスできる物ではなくなります。性能は向上しているのですが、こうした小物も単価が上がっておりきちっとした積算をしないとあとで後悔します。価格にシビアーな方が増えているのは、時代の流れなのでしょう。
ケーブル配信の団地では、BSアンテナを追加しないとBS放送が見られません。しかし、元々BSを考慮していなかったので屋内配線が様々。分配器が見つからなかったり手が届かなかったり予想出来ない事態で苦労する事があります。アンテナの取付け位置でも思案したり、一筋縄では行かぬ事も有り見積もりは簡単に出来ません。やってみてかかった機材と費用で支払ってくれるくらいでないと引き受けられない状況です。
樹木は育ちます。BS放送がだんだん映らなくなったお宅では、枝葉が伸びて電波を遮っていました。地デジでも影響が出ます。豊な緑がテレビを遮る事もあります。設置位置も考えなくては、将来困る事も出てきますが、中々其処まで予測できません。
アンテナ工事もやっと一段落です。難視聴地区の古いお客様からテレビが映らないと頼まれました。安いテレビは、BSがついていません。国が対策としてやっているSBでのサービスが使えません。それに一家に3台までと言う制約もあります。山の上で場所を探すと映りそうな所が見つかりました。ポールを立てると調査したときよりレベルが下がっていました。改めて高さを変えて最適位置を決めました。高ければ良いと言う物ではないと言う事を実感させられました。せっかく取付けてくれてあったのでBSはブースターを使わず混合しただけで6分配でも十分見られました。
ケーブルテレビを基本に設計されたお宅では、BS用の電源がパスできる場所が無いようです。探しても分配器が見つからず結局BSアンテナの増設の為に屋外に電源を用意する事になってしまいました。幸い信号が出たのでほっとしましたが、テレビのアンテナ工事の記録はほとんど残されていないのが実情で分配器が見つからない場合は、思った以上に手間のかかる事があります。この先、テレビの規格が大きく変わる事は無いと思われますがアンテナ工事は、やってみなければ判らない事が多々あります。壁からテレビまでの線を変えただけで良くなったケースも有り断線、ショート以外の見えない要素の判断が難しいのです。
東金局から東京からと同じ NHK、民放5局と千葉テレビ計8局がデジタル放送で出ているので、アンテナの新設や交換等をしています。ご相談下さい。
夜になると8chが映らないと言うお宅は、旧駅近くで東京からの電波を受信しています。古いアンテナでも受信できていたので、14素子を20素子に交換するだけで充分かと気楽に伺いましたが、簡単ではありません。高いよりも低い方がレベルが高くなり、屋根の中央より北側に1m程寄せた方が受信状態が良くなります。初めての場所では、設置位置や高さを確かめるのですが、今まで映っていたので気にせずに工事を始め電波状態が悪いので慌てて屋根の上で良い位置を探すはめになりました。とにかく各chとも安定したレベルが出てほっとした工事でした。
地デジホワイトリストと言うのがあります。みずほ台の中でも何件か工事をして東金がダメでも東京の電波が受信できる事が判っていたので気楽に引き受けましたが、ダメでした。狭い区域ですがホワイトリストに載っていました。電波が見えない事が悩みです。すぐ近くでは受信できてもダメな物はダメです。全く4,6,8チャンネルが映りません。千葉テレビ以外は、映っても限界ぎりぎりです。本当に何がどうしてなのでしょうか? スカイツリーから発信されれば、受信できると思うのですが、23年中の建設完了、24年中の1年間試験放送をして25年1月から正式運用の予定です。
地デジが映っているのに心配している方がいます。テレビが壊れて新しくしたが、7月までにアンテナを交換しなければならないと相談に来られました。近くの老人です(70台には、失礼な表現か)。状況からすると今のままでも映るはずだと伺うと、確かに地デジで見ています。強迫観念でアンテナの交換が必要だと信じていたようです。東京からの電波を受けているので来年にはさらに良い状態になるはずなので、壊れたら交換する事にしました。ちなみに新しいテレビを取付けていった業者は、地デジが映る事を確認しながらアンテナの交換が必要だと言っていたそうです。
どう考えてもテレビの入れ替えだけで済むと思っていたのにUHF信号が出てきません。屋根の上には、VHFとUHFのアンテナが立っています。おかしいと思ったのは、ブースターの電源SWが切られていた事です。電気屋さんが工事をしたと言うのですが、屋根についているブースターにはアンテナが接続されていなくて、VHFアンテナからの線と屋内引き込み線をブースターの外で捩って結んでありました。幸いブースターは生きていたので配線を整理して無事に映りましたが、詐欺の様な工事をする人も居るのだと改めて感じました。世の中不信ばかり増殖しているようでお客様と話をしていても、任せると言われればそれなりの仕事をするつもりでも何となく話を聞くだけのケースが増えている気がします。
九十九里地区で空港対策としてUHFアンテナを2本立ているケースは、東京からのアナログ信号を下総光局から受けて、千葉テレビを東金局から受けるために2本使っています。心配は、地デジに成ると光局と東金局の周波数が同じため、両方から入るレベルが近似しているとレベルがあるのにC/N比が低くなる恐れです。東金市豊成地区でかって空港公団が設置してくれたお宅で測定すると使用ケーブルが3C(細い同軸ケーブル)でしたがテレビの入り口で十分なレベルとC/N比が出ていました。地デジの為には、東金局のアンテナだけで良いのですが手間ひま掛けて取り外す必要もないのでそのままにしました。映れば、何もしなくて良いケースです。
老化でしょうか?一寸した不覚で屋根から転落です。暫くアンテナ工事は、お休みします。それにしても既設アンテナの直しをすると、実に色々な問題が見えます。時々画像が止まるとか、チャンネルによっては、時間帯に寄って映らない時があるとかアナログ電波が止まった後で、利用者がどんな反応を示すのか?さらに増える放送チャンネルをどれだけの人が理解できるのか?国の責任だとすれば、理解できない人へのサポートも国の責任で(費用で)見るべきなのか?国の借金を考えると、国民の当然の権利と言う物と、国家の存続の為にと言う事がどのように個人の中で折り合いを見つけられるのでしょう?
電波が強くても安心は禁物。特にブースターでBS放送を混合する場合、メーターで確認が必要です。知人がせっかく地デジにしたのにNHKが旨く受信できない。工事をした業者にスカイツリーが出来るまでダメだと言われた様です。当方で工事をした隣の家は、全く問題がないのだからそんな馬鹿なはずないよと言って、近くまで行った時にメータで測定してみました。今回BSアンテナも新設したのです。ブースターの混合でUHFもBSも増幅率を最大にしてありました。BSの増幅率を地デジのC/N比が劣化しない程度まで下げて一件落着。美味しい手作りケーキを御馳走になりますた。通常、地デジのUHF側は、増幅率を最大にして、それからC/N比を見ながらBSの増幅率を上げて行きます。地デジの電波が非常に強い時は、UHF側の増幅率も注意が必要です。闇雲に上げるとそれだけでC/N比が激減します。テレビで見られるアンテナ強度は、信号の強さでなく、質を示すC/Nに比例します。最近は、BS用のメーターを電源にしてブースターだけで測定をして調整をしているので一々アンテナまで上がったり下がったりをしなくても済む様になりました。
隣が映るからと安心できないのが難視聴地域。大網でも何箇所かが指定される様です。それでも超高感度アンテナで映る所は有ります。困るのは、チャンネルによってバラツキが大きい事です。しかも2本立ててそれぞれ良く写る方向に向けても混合が出来ません。うっかりU-U混合器で繋ぐとレベルが上がってもC/N比が低下してしまうなど、アナログの時と決定的に違います。今回、金谷地区で1.5日かかりましたが、全体のバランスを考えたときどちらの方向が最適なのか測定チャンネルをアップダウンしながら何度も何度も測定を繰り返す事に一番時間がかかりました。今映っていても、この先安定して受信できるのかが一番の心配です。
老人家庭のアンテナ問題。今のままでも映る所はけっこう有ります。一寸直せば良い事も有ります。テレビは映らなくなるから仕方が有りませんが、アンテナは、壊れてからでも間に合うとしています。それでも平行フィーダー線が生きていたとは思いませんでした。測定すると十分なレベルが出ます。安心してテレビを取付けると不安定です。フィーダー線は、動かすだけで状況が変わる事を知りました。固定できる所はそのままで動く部分を同軸にして暫く様子を見る事にしました。屋根の上の工事なども昔の人は、けっこう色々な事をしているのが判りました。
相談を受ける事が増えています。全く知らない人と言うのではないので気軽に一寸見てくれと言われれば測定だけは簡単です。何故かついでの時にでも一寸見てくれないかとも声をかけられません。出来る人に頼んだ方が簡単に結果が出る物なのですが頼み事が出来難い世の中になっているのでしょうか?
詐欺まがいが心配ですが、実際に起きた事です。相談されたとき東金局方向に大きな建物があり映らないのではないかと心配しました。地デジ対策でブースターを交換したと言うのです。実地に調べてみると東金局は、無理でした。東京に方向を変えてなんとか受信できました。こうなると、何が地デジ対策だったのか判りません。知らぬが仏ですが、何事につけ世の中相談できる先がないと、詐欺まがいも判断できない物と考えます。
見かけでは判らないのが電波です。せっかく超高感度アンテナを使ったのにNHKの映りが悪くて調査をしてもらったら普通のアンテナでも十分映ると言われて困った例です。東金からの地デジNHK総合は、UHFの34CHです。地デジでは、大半の放送が30CH以下のケースが多いので地デジ対応超高感度アンテナの中には。30CH以上で感度が低下するタイプがあります。一つは、これが災いをしています。さらに設置時にレベルだけのチェックだったので僅かに方向を変えただけで肝心のC/N比が向上する事に気がつかなかったのでしょう。(レベルが同じでもC/N比が変わると言う事を知りました)その上ブースターでBSを混合するのにBSの増幅レベルを低く設定したのは、正しい事なのですが、C/N比を測定していなかったため程度が正確につかめなかったと思われます。設置する時に位置や高さを変えて測定をしながら決めるのが良いのですが今回は、一寸した方向の調整とブースターの調整で実用範囲になったと言う事で終わりにしました。念のため東京方向も受信出来る場所なので確認をした所チャンネルによってバラツキが大きく民放の一部で東金からのNHKよりC/N比が低く出たので諦めました。それを除けば東京からの電波の方が全体としては強いのですが、安定性に欠けるのが悩みです。春に設置した場所も全体としては東金局が弱いので東京の電波を受信する様にしたのですが時々映らないチャネルが発生する事から一寸弱くても安定している東金局に変えたと言う事例もあります。
BSアンテナをどうするか?古くからBSを見ているお宅では、当時の事で1台だけBSアンテナを別に取付けて見ているケースが多いのです。これからは、国産テレビの大半がBS付きですからどの部屋でもBSが見られる様にしたいと言う希望が増えています。およそ25年前にBS放送が始まった後に建築した家では、屋内の分波器がBS対応のケースが多いので家に引き込んでいる手前で地デジとBSを混合する事で解決できます。電源の供給方法など細かな事でケースバイケースになりますから相談をして頂くのが一番です。心配をしたのですが、先日のお宅ではやってみるとどの部屋でもBSが見られる様になりました。ただ、BSアンテナの電源供給のために一寸面倒な回路設計をする事になりましたが、混合の方法で簡単に行かないケースも出てきます。
谷津の入り組んだ地区では、アナログ放送でも映りが悪くて当たり前と諦めていたのでしょう。築10年程の方から地デジ対応のアンテナを受注しました。東金方向は、もろに山。東京方向は、山の上のお寺で、本堂の裏を綺麗にしてくれたので以前よりずっと見通しが良くなっているので東京の電波を受けます。そして全てのチョンネルでほぼ同程度のレベルが出る場所を探して測定用のアンテナでメーターを見ながら屋根の上を少し移動しては、全チャンネルのレベルをチェックしを繰り返し良い場所を探します。勿論高さも重要です。結果的に今までの場所が一番良いとしてブースターや屋外に出ているケーブルは、全て新しくします。多くの農家では、作業小屋等にアンテナを立てて、母屋まで長く同軸ケーブルを引き回す例が結構あります。一カ所は、約10mを同軸だけで張っているので両端ではスッテップルで堅く止めていました。そのため同軸ケーブルが歪んでデジタル放送では確実に影響が出ます。当方では以前から空中に張る場合は、ステンレス線を張って同軸ケーブルを沿わせます。重要な事は、少しでも同軸ケーブルにストレスを与えない様に引き回す事です。ブースターを替えただけでなくトータルの効果でアナログ放送も見違える様になったと喜ばれました。さらにBSアンテナも取付けたのですが、電波がテレビまで届きません。探して行くと母屋への引き込み部分で同軸ケーブルの繋ぎがありました。これが問題。今なら絶対にF接栓を使います。当時の事で上手に繋いでいる物の、接続部分の芯線とアース線の間でコンデンサーが形成され高い周波数は、ショート状態になってしまったのです。分配器なども結構高い物になって来ていますが最新の機器を使わないと途中で信号が消えてしまう事があります。細かな事ですがデジタル放送によって一寸したミスが許されなくなって来ています。
電波が見たい!!!!!屋根の上でも少し動くと強さが変わり、取付けた時見えたはずなのに時々映らないチャンネルが発生したりする事が結構あります。単に高ければ良いとも言えず電波状況が見えれば苦労無く設置できるのになんだか訳の分からないお客様にしてみればどうしてデジタルなのかと文句も言いたくなるでしょう。20日の千葉日報にも県内で地デジの見られない地区がこれからもっと増えそうと言う記事がありましたが、切羽詰まってもどうして良いのか技術的にも解決できなければ困ってしまう状況です。救いは、ここ数年で部品、機材の性能が向上してきて今まで見られないと思っていたレベルでも映る事が増えている感じです。卵が先か鶏が先かに似ていて普及して来たから機材も進歩して来たのだし、機材の性向上を待っていれては、普及するまで時間がかかり過ぎるとも言えます。量産して安く良い物がやっと出て来たと思える様になるのは、もう少し先なのか? 隣は映るのにと言われてもどうしてよいのか迷う地区がまだまだこの辺にはかなり残っています。
谷津の入り組んだ町の北西部では、多くの家庭で地デジが映らないと考えられています。確かにUHF電波は大きな樹の陰になるだけでも電波が急に弱くなります。それでも東京からの電波が東金サテライト局の1000倍の強さで出ており意外に東京からの電波を受ける事が出来ます。今回は、小中公園の近くです。この地区は、場所によってアンテナの方向が変わります。東金が入れば東金です。頼まれたお宅の中をアンテナを持って電波の強い場所を探しました。東側の山の中段が一番良いのです。すぐ近くの小屋の屋根は、少し高いのに確実にレベルが落ちます。敷地の西端では、なんとか東金が受信できそうなレベルです。アナログのアンテナを立てている場所は、見るからに高くて良さそうなのですが、船橋の千葉テレビがかろうじて受信できるのに民放3局が映りません。明らかに高いから良いとは言えないのです。結局山の中段に決めました。東京MXが受信できたし、各局のレベルもほぼ同じ程度に揃いました。予備調査をしたのですが、高ければもっと良くなると思ったのに芳しくなかった例です。電波状況が見えれば、本当に苦労しなくて済むと思いました。もちろん高感度20素子のアンテナを使い、ブースターを入れて50M以上引き回しても壁端末で50db程度が出ました。BSもまとめて配信しました。
大網白里町みやこ野地区での工事です。VHF専用のブースターを取り外して新しいブースターに交換です。最近の製品ならば、特に選ばなくても問題がありません。メーターでC/N比を見ながら確認すると現在サービスをしているアナログ放送のVHFも地デジのUFHも増幅率を最大にして問題が起きませんでした。最近、新しいメーターを使い始めてたのですがC/N比の他に放送データのエラーも読める様になりました。理想はエラーゼロですが、時間変動がある中で時々出る多少のエラーは、仕方がないかなと思っています。今後BSデジタルを希望されるならば屋内の取り込み口で混合するだけで済む様にBSに対応するブースターを取付けておけば良いのです。
東電の電波障害対策共同アンテナ供用地区で新たに地デジの配信が始まりました。放送大学、東京MXテレビやケーブルテレビ会社の宣伝CHも入り信号状態は、極めて良好です。屋内配線に問題があれば、その家の有料対応になりますが丁寧に電波状態を確認してくれる様です。東金局と一部変更が生じますがテレビに付いては、一々対応をしている様です。現行無料でも21年7月25日からは有料となりますが、受信状況の悪い所では、嬉しい話です。ブースターの性能を比較する機会が有り、ここ数年でも目に見える性能の向上を感じますが、ケーブルテレビ用の機材は家庭用より相当高額になるだけあって確かに配信される電波の質が非常に良いと感じました。地デジ対応の工事をして家の入り口で70db程のレベルがあってもテレビの入り口では、40db程度と50分の1以上の低下を起こしてしまう家が多いので流石に高い機械は違うのかと思います。ステレオの音で考えると小型ラジオと屋外用パワーアンプ程度の差があるのかも知れません。長い期間使うので、少々安いより良い物を確実に使う事が望ましいのですが、なんとか安く出来ないかと言われると使えるならば古い物をそのままににして、問題が発生すればかえって手間取るケースが出てきます。最初は良かったのに設置後数年で画像ノイズが出たり、時々映らなくなったりとデジタル特有の問題発生が生まれています。
茂原市役所の西側地域。東金からの電波は、市役所や長生支庁の大きな建物が障害になります。東京からの電波の方が強いくらいです。ここに、長南サテライト局からも届く様になりました。最初0.2Wの超小型サテライト局と聞いていたのですが本放送は、1Wで出ています。アンテナを廻すとあちこちから電波が入ります。下準備が十分でなくどの局からが最適か迷いましたが、結局長南局が一番強く入る事が判りました。アンテナ直下では、各局ともほとんどレベル差が無いのですが、テレビの入り口で日本放送だけぎりぎりのレベルまでC/N比が落ちてしまい屋内配線等の問題を考えなければならなくなりました。見積もりと言われても、このような問題が発生すると結局見積もり通りでは済まなくなります。家の入り口までは問題無いとして工事を終わらせれば、見積もり通りなのですが? それに、デジタルテレビは、受信局を変えればチャンネルスキャンをやり直さねばならないのに出来るお客様が少ないのも問題です。そこに、手間をただと考える風潮が無くなりません。自分で出来ない事をしてもらうのは、技術料です。テレビも使い勝手を少しずつ進歩させていますが、テレビの機能に使う側が追いつかない状況と感じます。
見えない電波は、難しい。本納の駅近くでネットで材料を買ったが取り付けだけ頼めるかの依頼に応じました。高感度14素子で2階の軒先で十分なレベルが得られたので後はあまり気にせずUHFのみのブースターを取付け分配器を入れテレビに取付けました。レベルは70db以上に増幅されていて申し分ないのですが、C/N比が23db程度まで劣化していました。アンテナでは30db以上あり、配線もほとんどが新規なので原因が分かりません。東金に向けて設置したのに船橋からの千葉テレビが程々に入って来ていました。ブースターの増幅率を少し落として東金以外からの電波の影響を少なくしたらC/N比が上がりました。見えない電波は、本当に難しいと思いました。尚この地域では、共同アンテナが使われており23年7月までには地デジを配信する事になるとの事です。但し今のままでは多分映らないと見られました。共同アンテナから引き込んだケーブルの余った分を屋根の上で束にしてある上、屋内用の分配器を屋根の上で使っていました。おそらくアナログが映るのにデジタルは映らないケースになると予想します。
地デジに替えてから時々発生する問題に困るケースも出ています。ケースバイケースなのですが、症例を集めて解決策を検討してます。問題の元は、何かの原因で受信信号が時々劣化するためにブロックノイズが出たり、見られなくなったり、アナログテレビの時と違いテレビが見られなくなるデジタルの特徴です。アンテナ自体や、放送信号の問題は少ないと言われています。問題がいつも発生している訳ではないので何が原因かを特定するのが非常に難しいのです。気象条件に寄るレベルの変動に対しては、余力を持った大きめのアンテナを用意して対処する以外に対策がありません。風が吹くと時々映が消える事がある場合、アンテナから屋内までの露出ケーブルが原因の事が多い。従来のアナログ放送とデジタル放送をブースターで混合して配信している場合、ブースターのセッティングが問題になる事があります。デジタル信号は、単純に増幅率を最大にするとかえって信号波形をゆがめて結果的にレベルを落としたと同じ事になってしまうケースもあります。屋内配線でも原因不明の事があります。まさかと思うのですが、あまり古くなくても配線を変えるだけで直ってしまった事もあります。
購入済みの地デジ対応テレビで、新しくデジタル放送を見る為には、初期設定を仕直す必要があります。アンテナ工事だけを受けての後、当店で販売しているソニー以外のテレビの場合扱い方が判らなくて苦労します。もっと判り易くならないか?各社共通にしてくれないか?等お客様共々なんでこんなに面倒なのかと思います。例えば、アナログとデジタルでアンテナの入り口が違うので、今までアナログしか見ていなければアンテナの差し替えをしないと初期設定が出来ないとか、デジタル放送の設定そのものがどこにあるのか厚い説明書をひっくり返して探すとかでかなり時間を取られます。但しソニー製品を見ると新製品になるほど初期設定が判り易くなってきています。
電波が見えればと思う事があります。分配器の出口では十分なレベルで出ているのに壁の端末で消えている事があります。原因が分かりません。配線を変えて良くなった例もありますが、見た目で何が悪いのかは、不明です。レベル(振幅の強さとC/N比と言う質)が低下してしまった場合、デジタルではブースターの効果がない時が多く、悩みの元です。
デジタル放送では、あるレベルを越えていれば、アンテナの大きさにほとんど影響を受けません。そのためあまり大きくなく、目立ち過ぎない様にと心掛けてきましたが、どうも電波の状況に振れがある事が仲間内の情報交換でもはっきりしてきました。少し方向転換をして、アンテナは、過剰でも大きめの物を設置した方が良いと考える様になりました。デジタルの弱みは、レベルの低下で映りが悪くなるのでなく、テレビが見えなくなってしまうのです。電波状況に振れがあるとすれば、一番悪い時でも映る様にしなければ成らないと言う事です。
古いブースターでも電波が強ければ、ほとんど問題がでない事は、判っています。しかし限界に近い場合は、新型の効果が出ます。地域的に東金よりも東京の電波が強い所では、千葉テレビが違う方向(船橋)から出ているためどうしても弱くなります。アンテナ直下ではなんとか感じても、古いブースターでは、消えてしまいます。みずほ台地区では、場所により駒込の小山が邪魔で東京からの電波の方が強い所があります。東金からの違いは、千葉テレビが船橋から出ているため、東京タワーからの局に比べレベルが低くなってしまう事です。電波が強ければ古いブースターでも問題になりませんが、レベルが限界に近い時は、新しいブースターをお薦めです。今回20素子で船橋の千葉テレビもなんとか受信できると思ったのですが、古いブースターをそのまま使ったため映りませんでした。アンテナ直下では、限界に近いレベルが出ていたので、新型のブースターを使えば映るはずです。これは、増幅率ではなく、ブースター自身のS/N比が問題で、新型程低ノイズ型に成っておりC/N比への影響が低いのです。幸い元から千葉テレビを見ていなかったと言うので古いブースターのままにしました。
過去に増設工事をした場合など、注意が必要です。アンテナの同軸ケーブルをつなぐには、専用の部品を使います。捩ってテープでくるむ様な接続をするとデジタル放送の電波が消えてしまいます。最近工事をしたお客様の内3件で接続不良を見かけました。原因不明で、BSが映るのに地デジが映らないと言うケースもありました。アンテナ工事は、電波の分かるお店に相談をして下さい。
大網白里町みやこ野は、従来のアナログ放送の他に地デジが配信されています。屋内入り口での強さは55db以上、C/N比も30dB以上です。千葉テレビが、少し低い様です。アナログ放送では、ブースター無しでも問題にならないのでしょうがデジタル放送は、屋内で分配した先の末端では、35db,C/N比も20db程度に落ちてしまう様です。通常ブースターを使っている時には、相当引き回しをしても低下しないのですが、共同アンテナの場合は、屋内の入り口でブースターを使わないと映らない事になりそうです。今回は、BSデジタル配信の予定が無いのでブースターの設置とBSアンテナを取付けました。
大網白里町金谷、宮の下地区で地デジ用のアンテナを増設しました。DXアンテナの17素子高感度型を使ってかろうじて受信できるレベル。元々設置していた3.6mに1.8mを追加して載せたのでまっすぐに支柱を立てるのが困難でした。夕方時間切れで再度調整の仕直しです。レベルメーターで見ると従来のアンテナの方向が違っている様なので地図で確認すると確かにレベルメーターで見つける方向が正しい事が判りました。山が無ければ小型アンテナでも十分に見られるのにこの先まだ苦労しそうです。
(デジタルテレビは、初期設定が必要です。アンテナを接続して電源を入れるだけでは、映りません。新規購入の場合でもデジタル放送の設定をしないため、デジタル放送が見られない場合も有ります。放送サービス開始前からデジタルテレビやデジタル放送対応録画機を使っている方で、東金から電波が出たのに映らないと言う方も有ります。初期設定でデジタル放送の設定をしないと電波が届いても映りません)
50cmでも大きな影響があります。前島地区は、東京方向に山を抱えていますから当然東金局を受信するようにします。しかし、場所に寄っては、東金局(小沼田の工業団地内)方向も小山になっています。手持のアンテナでチェックをしてから設置したのに高い周波数域が急速にレベル低下を起こしたケースでは、原因不明の為、改めてアンテナを動かしながらレベルを測定すると、僅か50cm南にずらせば良い事が判りました。さらに今後、局方向にある庭のコブシの木や、その先にあるお宮の木々がより大きくなると受信に影響する可能性が考えられます。今回の教訓は、受信状況の良くない場所では、設置前のレベル測定も位置を十分に吟味しないとダメな事を改めて知らされました。
大網白里町、みずほ台の共同アンテナの電源が20年6月末で落とされるからとデジタルアンテナの新設工事を請けました。位置的に東金局が一寸駒込の山にかかるのですがメンテナンスや見かけを考え2階屋根の切妻面にサイドベースを取付け小型高性能5素子UHFアンテナとBSアンテナを着けてすっきりさせました。地デジのレベルは、ブースター入力で38db、C/N比24dbですから一寸不足の感じはしますが、部屋のテレビに接続されている端末で問題がありませんでした。居間のテレビでレベル不足になりましたが、原因は、壁の端子からテレビまで8m程引き回しているケーブルと端末プラグが古いままで能力不足のため交換して問題が解決しました。このお宅では、共同アンテナ用に屋根裏にブースターが入っていましたが、屋内引き込み位置とブースターの入力にレベル調整用のアッテネーターが挿入されていたので取り外し、新設のアンテナ信号と混合しました。従来の共同アンテナ用に挿入していたブースターを取り外しても問題なくアナログ放送も見られたので簡単に済みました。6月までに使っているテレビは、全てデジタル対応にするそうです。どのようにするかは、今暫く思案中との事です。
ブースターの使い方。自分でアンテナ工事をする方もおります。アナログ放送と違う点をメモします。ブースターの入力で40db以上、C/N比20db以上が基本です。C/N比が映るかどうかの基になりこの値は、ブースターで増幅出来ません。つまりブースターの挿入でレベルが上がってもC/N比は変りませんが、逆に分配や伝送損失でもC/N比はあまり変わりません。テレビの入り口で40db, C/N比が20db以上有れば問題なく映るはずです。結局ブースターの目的は、伝送や分配で損失するレベルの補償です。ですから出来るだけアンテナ直後にブースターを入れます。例えば、C/N比が20db程度、レベルが35dbと実用限界の場合、ブースターで最大限の増幅をするとレベルは上がるがノイズも増えて結果的にC/N比が低下して映らない事が起こり得ます。同様に屋内配線でレベルが低下し過ぎた後にブースターを入れても効果が出ません。こうした限界に近い状況では、C/N比が低下しない範囲で増幅度を調整しなければならない為、測定器が必要です。又、山の上にアンテナを設置するような長い距離を配線しなければならない場合、アンテナ直下にブースターを入れてもさらに屋内に引き込んでからブースターを追加するケースが出てきます。ここでも予想に反して減衰が少ないのにブースターを追加する事で波形の歪みを生みレベルが上がってもC/N比が劣化してしまう事が起きます。つまりテレビが映るならばやたらにブースターを入れない方が無難です。結論として、状況が悪い場所では、設置位置と各種高感度アンテナを選択してレベルとC/N比を確保する事が第一でブースターにお金を掛けても効果が望めないし、映る範囲内ならばやたらにブースターを使わない事が良いと思います。その為にも測定器で状況を判断する事が良いのですが、どちらかと言うと過剰性能のアンテナを取付けているケースを多々見ます。映れば、小型アンテナでも同じはずです。出来るだけ単純にする事がアンテナ回線の性能維持になると思います。
共同アンテナの問題。多くの団地等でアナログBS放送も含めた共同アンテナによるテレビの配信が行われてきました。テレビを送る信号は、使う周波数帯によって VHF, UHF, BS, CS と言われ、ここには放送の中身以外の特性も示しています。電波は、空気中でも距離による減衰が有りますが、電線の中でも別の形での減衰が有ります。一番減衰の少ないのが VHF ですから共同アンテナでは主にVHFが使われています。地デジの UHF をそのまま現行のケーブルに乗せてもVHFより周波数が高いため、送る距離が長くなると減衰が大きくなり末端まで十分に届かなくなる可能性も出ます。そして電波が弱くなるとデジタル放送の特性で全く映らなくなります(映りが悪いは有りません)。そのためブースターの増設とか、減衰の少ない高価なケーブルに張り替えとかを検討する事になります。基幹ラインが整備されてもさらに屋内でVHF専用のブースターを使っている場合(結構有ります)、せっかくの地デジのUHFをカットしてしまうので、ブースターの交換が必要です。アナログBSも2011年には、終了します。共同アンテナをデジタルBSに対応させるのは、もっと大変です。 その結果 共同アンテナを止めるケースが出てきています。各個人が地デジ用、BS用のアンテナを個々に立てるか、CATVの契約に変えるかの選択に迫られている様です。長い目で見れば、単独にアンテナを立てる方が安いのですが、インターネット環境を考えるとCATVが良いと思う場合も有ります。単独アンテナを立てる場合には、上記した様に既存の屋内アンテナ配線にブースターが使われているか?分配器に何がどのように使われているかが問題になります。30年程前の住宅でも5Cクラスの配線をしてあれば分配器の交換等で済む場合も有りました。ほぼ新築ですが、2X4の為か屋内のアンテナ配線が点検出来ず試行錯誤でブースターの電源を設置した事も有ります。
平野部は、羨ましい。上総一宮は、東金局からみて大網のおよそ3倍離れています。放射の計算では、電波の強さが10分の1位まで低下します。駅の近くですが目の前に遮蔽物がなければ、物置の屋根に1.8Mのポールを立て20素子のアンテナで必要なレベルが出ました。それでも屋内に引き込み分派するにはブースタが必要でした。デジタル放送の場合、限界レベルを越えていれば、弱くても強くても映り方に変わりは出ません。大型アンテナを使っても分波引き回しにブースタが必要になりますからレベルが得られれば必要以上に大きなアンテナを使わなくても済みます。過剰性能と思われる大型アンテナを高く上げているケースを見ますが、邪魔物さえなければ軒下程度の高さでも映ります。強風や将来のメンテナンスを考えて大き過ぎず、高過ぎずが理想です。
自分でアンテナを上げて上手く行かず相談に来た例です。 東電の送電線の影響から地区で共同アンテナを配信している場合も、地デジは対応しないため自分でUHFのアンテナを取付けて受信出来なかった方からの相談です。東金のアンテナ方向に小山が有ります。問題の第一は、東金という事から市役所方向に向けていました。発信位置は、九十九里町に近い小沼田工業団地の南端です。方向を変えても目前の小山の影響でレベルが低めです。屋内の引き込み位置で共同アンテナとU/V混合をしてありました。テレビの直前でUHFブースターを挿入してあったのですがブースターの入力でレベルが低下しており全く効果が出ず映りません。このブースターを軒下のU/V混合直前に入れると屋内の端末でテレビの入り口になる位置で45db以上、C/N比も30前後出て目出度く地デジが見られ様になりました。ブースターは、出来るだけアンテナ直下に入れるのが原則です。
大網白里町小中、小中公園の北側。ポールの高さ15m、UHF30素子高感度アンテナと高感度ブースターの組み合わせで映りました。東側の山が邪魔をしていますが、やや低くても受信可能です。谷間になる方は、山の上にアンテナとブースターを設置して長いケーブルを引く必要が出ます。家に取り込みの段階で再度ブースターの必要が出るかも知れません。この時、古いブースターは、諦めです。増幅しても波形が崩れてC/N比が低下して映りません。デジタル対応のブースターは、それなりの価値があります。
永田で東金方向に小山が有り一寸心配した場所。20素子のアンテナ出力でC/N比は30db近く出るのにレベルが35db程度。ブースターを入れ増幅度を最大に設定。悲しい事にテレビが映りません。ブースターの出口で2分配し、メーターで測定すると増幅度を少し下げた位置でC/N比がアンテナ直下と同じ位になりました。ブースターへの入力が弱いと増幅度最大でノイズも増え結果的にC/N比が低くなり映らなくなっていたのです。さらに屋内が古い3Cで配線されており交換が出来ないため屋内でもブースターを入れて損失をカバーするつもりでしたが、結果的に追加のブースターが波形を崩してBSまで映らない事になりました。他で検証した結果でも入り口で十分に増幅出来れば、8分配して20M以上引き回しても受信に問題は出ません。元が大事と言う例です。
南横川の東京からの電波で地デジを見ていたお宅では、高感度14素子を使っていましたが、東金からの地デジでは、5素子の簡易アンテナに交換してもアンテナ出力50db程度、勿論C/N比は30db出ました。軒下に設置仕直し見かけもすっきりしました。条件の良い所は、強電界用の簡易アンテナで十分です。
東京からの地デジと東金からのアナログUHFを混合して見ている場合に問題が出る可能性があります。民放と教育テレビがどちらからも同じ周波数で出てきます。単純に混合すると波形に歪みが生まれてレベルが有っても受信出来ない可能性が生まれます。東京からの地デジでなければ見られない放送は、放送大学とサービスエリア外になる東京MXです。どちらも不要であれば東金からのアンテナだけにすべきでしょう。電波の強度バランスが問題になりますので受信出来なくなった場合混合方法が難しくなります。現実に最近受信不良になったケースが生まれています。銚子からと東京からの電波強度が似ている為と思われます。
土気は、羨ましい。
テレビは買えないが、新築10年でアンテナが倒れてしまったお宅で将来を考え地デジの状況もチェックしました。14素子でもアンテナ直下で40dbを超えます。普通のブースターを使って6分配の後で60db以上になりC/N比も大網では見た事もない30db以上に成ります。勿論東京MXテレビもばっちり入ります。高台の非常に条件の良い所でしたが、窪地でもそれなりの対応をすれば大網より良く受信出来ると思われます。船橋からのアナログ千葉テレビをきれいに見ているお宅は、テレビを変えれば直ぐに地デジが見られるでしょう。
みずほ台内の独立アンテナで地デジが十分映ります。
古くからのお客様がデジタル放送を見たいとの事で、アンテナ工事をしました。20素子のUHFアンテナを東京に向けると40dbを少し下回るレベルで受信出来ました。5年前に新しいブースターを付けていたのですがレベルが上がってもC/N比が悪くなってしまうので高感度型のブースターに交換しました。勿論従来型のテレビもあるため、東金に向けたUHFアンテナとU/U混合をして4カ所全てで地デジ、BSデジタル、アナログが見られる様になりました。今回も ポイントは、高感度ブースターとC/N比
みずほ台内住宅でブースター交換。
みずほ台他大規模開発団地では、テレビの共同受信システムを構築して、VHFにアナログBS、県域放送を変換して組み込み通常のテレビで多くの放送を楽しめる様にしましたが、時代が変わり不都合が出て来ています。
設立当時は、VHFのみの配信でしたので屋内の分配をするにもVHFのみのブースターを使って対応しています。地デジは、UHFです。このため、地デジの配信を始めたのですが、屋内のブースターがVHF専用の家庭では、UHF対応のブースターに交換しないとせっかく地デジ対応の新しいテレビに交換してもレベル不足で映らない事になってしまいます。
今後のBS/CSデジタル放送も考慮に入れるとブースターは、全放送波に対応する物に交換する事が望ましいと思います。
ブースターの使い方は、注意が必要です。全電波対応のブースターに交換して将来のBSデジタルのも対応出来る様にしたのですが、地デジの入力が高いため増幅し過ぎると質が落ちて映りません。今回の場合、入力に70dbあったので -10dbのアッテネーターを入れメーターでC/N比を見ながら増幅率を調整しました。結果的に最大に増幅するとC/N比が悪くなりました。ここが地デジの問題です。
現在のブースタが屋内のどこに有るかで工事費が変わります。今回は、点検穴のすぐ上に有ったため部品代プラス少しの工事費で済みました。